日新<9066>は30日、2024年3月期の業績予想の修正を発表した。

2024年3月期第2四半期(累計:2023年4月1日~2023年9月30日)連結業績予想数値の売上高は前回発表予想比13.7％減の820億円、営業利益は同3.5％減の41億円、経常利益は同6.7％増の48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同10.8％増の36億円、1株当たり四半期純利益は186円00銭。

2024年3月期通期連結(2023年4月1日~2024年3月31日)業績予想数値の売上高は前回発表予想比13.2％減の165億円、営業利益は変わらずの85億円、経常利益は同3.3％増の93億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.7％増の70億円、1株当たり当期純利益は361円66銭。

第2四半期連結会計期間においては、取り扱い物量の伸び悩みや運賃下落の影響等により売上高は当初計画を下回る見込みとなった。利益面においては、営業利益は売上高減少による影響を受けたが、コスト削減や業務効率化により若干の減少見込みとなった。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、持分法による投資利益が当初想定を上回ったことや政策保有株式縮減方針の下、保有株式の売却を進め、投資有価証券売却益を特別利益に計上したこと等により、当初の計画を上回る見通しとなった。

また、通期業績予想に関しては、取り扱い物量の本格的回復にはなお時間を要することが見込まれることや上期進捗も反映し、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について修正した。

《AS》

提供：フィスコ

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