郵船はやや売りに押される展開、配当落ちの影響により強力な下押し圧力働く
日本郵船<9101>が全般相場急反発のなかもやや売りに押される展開となっている。きょうから株式3分割後の株価となるが、海運セクターは配当権利落ちの影響で下押し圧力が働いている。郵船は分割前の株価でみて約1000円分の下押し効果があるため、上値はその分重くなる。世界的にリセッション懸念が高まるなか、グローバル物流ニーズの低迷が海運業界には向かい風となっている。PERの割安さは際立っているが、今期以降の業績見通しに不透明感があり、足もとで強弱観が対立している。
株探ニュース