GRCSは連日の急騰劇、DX投資需要追い風に成長期待で人気集める
GRCS<9250>が連日の急騰で市場でも注目度が高まっている。11月18日に東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄。企業のリスク管理プロダクトの開発・導入・販売を手掛けるほか、セキュリティー分野に関するコンサルティングを手掛けており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、今後成長が加速するとの思惑から短期資金の攻勢が顕著となっている。上場初日の18日に公開価格比1.5倍で初値を形成した後、いったん軟化する場面もあったが、同日終値は初値を1000円上回るストップ高水準で着地し、初日から資金の回転が利いた。前日まで3営業日連続のストップ高となり「セカンダリーに入ってからも今のところ損した投資家がいない状態で、戻り売り圧力がない」(市場関係者)ことが強みで青空圏を進む展開となっている。ただ、きょうは2530円高の1万2930円まで買われた後は伸び悩んでおり、モメンタムの買いが一巡した後の反動安も警戒されるタイミングにある。
株探ニュース