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ポエック Research Memo(7):ライツ・オファリングによる成長戦略の財務基盤固め

特集
2023年12月7日 13時47分

■業績動向

(2) ライツ・オファリング

2023年7月26日を基準日とするポエック<9264>株保有者に新株予約権の無償割当を行った。新株予約権1個に当たり普通株1株を付与するもので、本新株予約権の発行総数は自己株式を除く発行済株式総数と同数の2,352,330株であった。行使率が94.08%に達したため、2023年8月期末の自己株式を含む発行済株式総数は4,566,526株に増加した。行使価格が500円であったことから、払込総額は1,106百万円となった。配当の支払は年1回であり、2023年8月期末の1株当たり配当金33.0円に対する行使価格での配当利回りは6.6%に相当した。

(3) 財務指標

前述のエクイティ・ファイナンスの寄与もあり、2023年8月期末の自己資本は前期末の2,675百万円から3,963百万円に増加した。自己資本比率が32.9%から40.5%に上昇し、財務の安全性比率が向上した。財務レバレッジが低下したものの、総資産の運用効率を示す総資産回転率が前期の0.70回から0.79回に改善し、収益性を表す売上高当期純利益率は3.8%を上げ、自己資本当期純利益率(ROE)が8.0%に達した。

(4) キャッシュ・フロー計算書

2023年8月期末の現金及び現金同等物の残高は、2,274百万円と前期末比1,107百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは251百万円の収入であった。税金等調整前当期純利益が前期の95百万円から412百万円に増加、減価償却費を169百万円を計上し、売上債権の増加による支出353百万円があった。前期は売上債権の減少による収入135百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは275百万円の支出となった。有形固定資産の取得による支出は314百万円と減価償却費を上回った。財務活動によるキャッシュ・フローは1,130百万円の収入であった。株式の発行による収入が1,088百万円であった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《SO》

提供:フィスコ

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