スカパーJが一時13%高、費用の減少で第1四半期営業利益は51%増
スカパーJSATホールディングス<9412>は急騰し一時12.8%高の468円に買われた。2日の取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高346億7400万円(前年同期比0.5%増)、営業利益55億9400万円(同51.4%増)、純利益40億2200万円(同63.2%増)と大幅増益となったことが好感されている。
メディア事業で視聴料の収入が減少したものの、それに伴い番組供給料6億円が減少したほか、シーズンスポーツの開催延期などによるコンテンツ費用が10億円、減価償却費が8億円それぞれ減少したことなどが利益を押し上げた。また、宇宙事業でJCSAT-17及びHorizons3eの収益拡大も寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1400億円(前期比0.3%増)、営業利益120億円(同21.4%減)、純利益80億円(同33.5%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース