レノバは昨年来安値更新、国内証券が「中立」判断及び目標株価1880円へ引き下げ
レノバ<9519>は大幅反落し、昨年来安値を更新。SBI証券は12月30日、同社の投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を7800円から1880円へ大幅に引き下げている。
経済産業省と国土交通省は12月24日、秋田県由利本荘市沖の風力発電に三菱商事<8058>などが構成員である秋田由利本荘オフショアウィンドを選定したと発表。レノバにとって洋上風力発電プロジェクトの獲得は重要案件との見方が多いなか、獲得できなかったことで、中長期的な収益拡大期待がはく落したとSBIでは判断した。また、今回の買取価格は12~16円/キロワットアワーで落札されていることから、今後の洋上風力発電プロジェクトにおいても従前の半分以下の収益想定となる可能性があり、洋上風力プロジェクトによる収益拡大は期待できなくなったとの見方を示した。
最終更新日:2022年01月04日 11時13分
株探ニュース