セゾン情報が高い、「HULFT」事業中心に堅調で上期業績予想を上方修正
セゾン情報システムズ<9640>が高い。30日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を100億円から110億円(前年同期比4.0%減)へ、営業利益を11億円から13億円(同16.3%減)へ、純利益を8億5000万円から10億5000万円(同23.7%減)へ上方修正したことが好感されている。
ファイル連携プラットフォームで主力の「HULFT」事業を中心に売上高が堅調に推移していることに加えて、海外を含む拠点間の移動自粛や会議及びイベントのオンライン化、生産性向上への取り組みなどが寄与する。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高220億円(前期比6.6%減)、営業利益25億円(同27.5%減)、純利益20億円(同81.9%増)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高54億5100万円(前年同期比5.0%減)、営業利益8億4400万円(同11.1%増)、純利益6億8600万円(同3.9%減)だった。
株探ニュース