UEXが買い気配、今期経常を一転10%増益に上方修正
UEX <9888> [JQ]が買い気配でスタート。2日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比49.0%増の5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
値上げの浸透を背景にステンレス鋼の販売価格が大幅に上昇したことに加え、連結子会社で半導体製造装置向けを中心にステンレス鋼の販売が好調だったことが寄与。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の15.5億円→17億円(予想レンジ中値)に9.7%上方修正。従来の0.1%減益予想から一転して9.5%増益見通しとなった。
前日終値ベースの予想PERが7.7倍→6.7倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。
株探ニュース