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JBCC HD Research Memo(6):顧客のデジタルトランスフォーメーションを推進する

特集
2018年7月6日 16時23分

■JBCCホールディングス<9889>の今後の見通し

1. 2019年3月期業績の見通し

2019年3月期以降も、景気が緩やかに回復していくことが期待されており、同社の主な顧客である中堅企業のIT投資についても、さらに改善の傾向が進むと予想される。

2019年3月期の計画は中期的な経営計画に基づき、収益性の高い事業に注力する。ディストリビューション事業を譲渡したこともあり売上高57,300百万円(前期比9.2%減)と減収だが、営業利益2,100百万円(同1.9%増)、経常利益2,150百万円(同5.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(同9.5%増)を見込んでいる。顧客のデジタルトランスフォーメーションの支援を推進して、成長事業である「WILD7」の強化・拡大をさらに進め、計画達成を目指す。

2. 中長期の成長戦略

「Transform2020」では、収益性の高い事業に注力することで、2017年3月期の売上高83,272百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,269百万円を、2021年3月期の売上高60,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円へと、収益力を強化させグループ経営の最適化を図る。

懸念点としては、「WILD7」の成長に依存する部分が大きいことである。既存ビジネスの落ち込むスピードが同社想定以上に早く、「WILD7」の立ち上がりが遅れた場合に、見込みどおりの業績が得られない可能性がある。対策として、成長を支える人材確保、外部企業との連携等により「WILD7」の立ち上げ対策を早めにする計画とのことである。また、新規事業の創出にも取り組んでおり、早期実現を図り中期経営計画の確実な達成を目指すとのことである。

■株主還元策

2018年3月期の期末配当は、中期経営計画初年度の目標利益を上回り、財政状態、配当性向等を総合的に勘案して、1株当たり14円から4円増配し18円としたことで、通期では32円となった。2019年3月期は年間36円の配当を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《MH》

提供:フィスコ

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