タキヒヨー大幅続落、売上総利益率低下で22年2月期営業損益予想を下方修正
タキヒヨー<9982>が大幅続落し、年初来安値を更新した。同社は17日取引終了後に、22年2月期通期の連結業績予想を修正。営業損益見通しを従来の2億2000万円の黒字から18億1000万円の赤字(前期は10億1800万円の赤字)に下方修正したことがネガティブ視されているようだ。
原料価格の上昇や円安の進行、海上運賃の値上がり、ASEAN諸国のロックダウンに伴う中国への生産シフトなどで、アパレル・テキスタイル卸売事業の売上総利益率が低下することが損益面に影響するとしている。なお、「既存卸売ビジネスの挽回」「小売り事業の強化」など重点施策の効果などから、売上高予想については従来の550億円から564億5000万円(前期比12.8%増)に引き上げている。
株探ニュース