概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR
大阪
先物

TOPIX Core30先物 先物関連ニュース

ー円
ー 円
ー
ー
ー
先物価格は15分ディレイ
リアルタイムに変更する

来週の株式相場に向けて=日経平均は史上3番目の下落幅、反データセンターの衝撃響く

市況
2026年11月6日 17時48分

6日の日経平均株価は、 AI・ 半導体関連株が総崩れとなるなか前日比3643円安と史上3番目の下げ幅を記録した。AI・半導体株の急落の引き金を引いたのは、言うまでもなく3日の米中間選挙で民主党が圧勝したことだ。

民主党は上下院を制覇したことに加え、米国のデータセンター建設の拠点となっているテキサス州などの知事選でも勝利した。同党の勝利には、反AI・データセンター票の獲得があったとみられている。ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)を中心とする巨額のAI・データセンター投資が今後減速することへの警戒感が株価急落を呼び込んだ。

このなかソフトバンクグループ<9984>やイビデン<4062>、古河電気工業<5801>といった データセンターなどAIインフラ投資に関連する銘柄の下落が目立った。市場関係者からは「まるで今日か明日にでも全てのデータセンターの建設が止まってしまうのか、と思わせるような下落だった」との声も聞かれたが、信用取引に絡む追い証が発生し投げ売りが膨らんだ、との見方も出ている。

当面は、ハイパースケーラーに後押しされAI・データセンター建設を推進したトランプ政権への意趣返しの意味も込め、反AI・データセンター建設の声が高まる可能性はある。ただ、「国防やサイバーセキュリティーの面からも強いAIを持つことが必要なのは民主党も理解しているはずだ」(アナリスト)との声は少なくない。世界経済を左右する規模となったAI投資を急減速させることは得策ではなく、落としどころは探られるだろう。このなか、AI・半導体関連株は当面は値の荒い展開が予想され、一段の下値も模索しながら反発局面を探る展開が期待される。

スケジュール面では、来週は12日にアプライド・マテリアルズ<AMAT>の決算発表が予定されている。また、10日のコアウィーブ<CRWV>や12日のシスコ・システムズ<CSCO>の決算も関心を集めている。国内では10日のソフトバンクGの決算が注目される。10日に米10月消費者物価指数(CPI)、13日に米10月生産者物価指数(PPI)も発表される。更に、今晩の米10月雇用統計も注目だ。

上記以外のスケジュールでは、9日に中国10月CPI、10日に米10年債入札、12日に米10月中古住宅販売件数、米30年債入札が予定されている。国内では、9日に9月景気動向指数、10日に10月景気ウォッチャー調査、30年債入札、11日に10月工作機械受注、12日に10月国内企業物価指数、5年債入札が予定されている。日銀関連では、10日に10月開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見が公表される。12日に浅田統一郎審議委員が長崎県金融経済懇談会で挨拶を行う。

更に、9日に味の素<2802>、オリックス<8591>、三菱地所<8802>、10日にホンダ<7267>、スズキ<7269>、フジクラ<5803>、11日にリクルートホールディングス<6098>、ENEOSホールディングス<5020>、12日にブリヂストン<5108>、INPEX<1605>、13日に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、SMC<6273>、アシックス<7936>が決算を発表する。10日にRECEPTIONIST<660A>が新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは5万5500~5万9500円前後。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

株探ニュース