「キャッシュレス決済」は3位、政府のキャッシュレス決済比率引き上げ方針で息の長いテーマに<注目テーマ>

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2018年12月26日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「キャッシュレス決済」が3位と引き続き好位置につけている。

政府は、消費税率の引き上げに伴う景気への影響を和らげるため、中小小売店でのキャッシュレスによる買い物に5%のポイント還元を計画している。政府では、19%にとどまる日本のキャッシュレス決済の比率を25年までに40%に引き上げる目標を掲げ、キャッシュレス決済比率が60%の中国や、96%にも達する韓国に少しでも追いつこうとしているが、このポイント還元施策を契機としたい考えだ。

日本におけるキャッシュレス化の推進には、政府による規格の統一や、店舗側のキャッシュレス決済の導入支援などまだ取り組むべき課題は多いが、キャッシュレス化による利便性の向上だけではなく、データの活用などによる国内消費活性化への期待もある。今後、官民が一体となって強力に推進されると予想され、株式市場でも息の長いテーマとなりそうだ。

キャッシュレス決済関連銘柄には、クレジットカードや交通系・流通系電子カード、QRコードなど現金を使わない支払いに関する銘柄や軽減税率に対応するための設備・システムなどに関連する銘柄が挙げられる。この日は全般相場の上昇もあって値上がりする銘柄が多く、特に日本プリメックス<2795>、ビリングシステム<3623>、ネオス<3627>、フライトホールディングス<3753>、ヴィンクス<3784>、メディアシーク<4824>、高見沢サイバネティックス<6424>、テクノホライゾン・ホールディングス<6629>、オプトエレクトロニクス<6664>などが大幅高となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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