伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月3日記)

市況
2020年2月3日 7時14分

日経平均株価は、前週末のNYダウが大幅安となった経緯から、本日の寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。

寄り付きの下げは、1月31日の反発が一時的な動きで終わり、はっきりした下降の流れへ入っていることを再確認する動きになります。

弱気の流れを再確認する動きになるので、目先は勢いの強い下げの流れを継続する可能性が出てきました。

2月は、振れ幅の大きな動きになりやすい時期です。目先の下げは、展開次第で、昨年8月以降の上げ分の大部分を一気に押し戻す動きになることも考えられます。

最も下げ幅の大きな動きになる場合、2月13日、14日頃、2万1000円程度まで下げる動きが考えられます。

そのような値動きになる場合の典型的なパターンは、目先、1月31日と同程度の反発幅(529円幅)があらわれず、勢いの強い下げの流れを継続して、一気に2万2000円前後まで下げる展開です。

本日の価格が一段安の後、2万1000円よりもかなり手前で下値を支えられる動きになるなら、目先は、2万1000円まで下げずに押し目底を確認する動きへ入るという見方が有力になります。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】

1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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