「円安メリット」が14位にランク、米金利上昇で1ドル=108円台に<注目テーマ>

特集
2021年3月8日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 アンモニア

2 全固体電池

3 半導体

4 水素

5 再生可能エネルギー

6 旅行

7 2020年のIPO

8 人工知能

9 デジタルトランスフォーメーション

10 仮想通貨

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円安メリット」関連が14位となっている。

足もとの為替市場で円安基調が強まっている。5日のニューヨーク市場では一時1ドル=108円60銭台までドル高・円安が進行。20年6月以来の円安水準に振れた。今年1月初旬には102円半ばまで円高が進んだだけに、一転して円安基調にあるが、この背景には米長期金利が上昇し日米金利差が拡大していることがある。

米2月雇用統計は堅調であり、来週予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果次第では一段とドル高・円安が進行するとの観測もある。自動車や電機、機械など輸出企業には円安メリットが大きい。トヨタ自動車<7203>は21年3月期の想定為替レートを1ドル=105円としており、為替差益も期待される。自動車では、日産自動車<7201>やホンダ<7267>、マツダ<7261>など、電機でパナソニック<6752>や富士通<6702>、TDK<6762>、カシオ計算機<6952>、機械でオークマ<6103>や牧野フライス製作所<6135>、コマツ<6301>など。また、精密のキヤノン<7751>やシチズン時計<7762>、海運の日本郵船<9101>や商船三井<9104>などに注目したい。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.