セキュア---23年12月期は2ケタ増収・各段階利益は黒字化、売上高は業績予想も上回って着地

材料
2024年2月15日 17時58分

セキュア<4264>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比53.4%増の51.91億円、営業利益が1.87億円(前期は1.69億円の損失)、経常利益が1.75億円(同1.83億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.68億円(同2.27億円の損失)となった。

同社グループでは、コロナ禍における新しい生活様式の中でも「安心・安全に働く環境」を創出するため、最先端のAI(画像認識)技術とセキュリティ専門企業としての長年の実績・ノウハウを駆使し、最適なソリューションの提供に努めてきた。

売上高においては、「SECURE AC(入退室管理システム)」では、小規模案件から中・大型案件へのシフトに取り組み、データセンターや工場、オフィスへの導入が順調に推移した結果、着実に導入企業数を増加させたとともに、計画に対して好調に進捗した。「SECURE VS(監視カメラシステム)」では、シリーズ案件の獲得や中小型案件の導入が順調に推移した結果、着実に導入企業数を増加させたとともに、概ね計画どおりに進捗した。2023年10月には、RECEPTIONISTと協業し、サービス連携を開始した。RECEPTIONISTの受付システムとセキュアの入退室管理システムを連携し、無人化推進とセキュリティの向上の両立を目指すとしている。2023年11月には、NTT東日本グループ テルウェル東日本とウォークスルー型店舗の商用化に向けた共同実験を実施した。従来のAI STOREよりもSKU数を増やし、ユーザー単位の販売動向や、ユーザー属性、来客数の変化、店内導線分析等のマーケティングデータも活用しながら商用に近い店舗運営を実施した。同じく11月にセキュアとROBOT PAYMENT、HOUSEIと3社間で連携し、サブスクペイを活用した24時間無人店舗向けパッケージの開発に着手した。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.4%増の62.50億円、営業利益が同33.0%増の2.50億円、経常利益が同31.1%増の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.6%増の1.90億円を見込んでいる。

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.