個人投資家アイデア投資家:2018年、テンバガーになる可能性秘めるマークラインズの紹介【FISCOソーシャルレポーター】

材料
2018年1月11日 12時42分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月7日16時に執筆

前回、テンバガー(10倍株)になる可能性を秘めた銘柄としてエニグモ<3665>を紹介したのに続き、今回はマークラインズ<3901>を紹介します。

その前に簡単な復習として、筆者がテンバガー銘柄をリストアップした際の5条件を再掲載します。この基準で候補企業は42社あり、マークラインズは2社目の紹介となります。

<テンバガーになりそうな企業の5条件>

・時価総額が300億円以下で上場市場はJASDAQ、マザーズ、東証二部。

・上場から10年以内

・PER100倍未満(1月4日終値べース)

・過去3年平均売上高成長率10%以上

・過去5年の売上高・経常利益トレンドが右肩上がり(設立5年未満の場合は3年で確認)

東証JASDAQに上場するマークラインズ<3901>

自動車産業に関するポータルサイト「自動車情報プラットフォーム」の運営を主な事業としている専門情報サービス企業。2001年設立、2014年上場。

1月5日終値での時価総額は198億円、PERは約46倍。

主力事業の自動車情報プラットフォームは2017年11月末時点での契約社数が2,571社と1年前の2,231社から増えており、海外企業数は1,093社(42.5%)となっている。

2017年12月期上期の同事業の売上高は6.7億円であり、会社全体の売上(8.0億円)の80%以上を占める。

業績は、売上面では2001年設立以降、金融危機の影響があったと思われる2009年、2010年以外は右肩上がりの成長が続く。経常利益は2004年に黒字化して以降堅調な状況で、2017年見込みは6.2億円で経常利益率37%に達する。

今後の可能性として、決算説明会資料を見ると、当面国内の2次、3次の部品メーカーを重点的に顧客開拓していく戦略のようだ。それが一段落ついた段階で、子会社を通じ海外の自動車関連企業への売り込みを強化することで、更なる成長が期待できると思われ、そこはまだ株価に織り込まれていないと筆者は考えている。

2016年時点の言語別無料登録人数は51%が日本語であり、中国語30%、英語19%と開拓余地が大きく、またオールインワンのパッケージで、産業動向レポートや自動車台数統計、調査月報等を提供する会社は他になく、ブランドが浸透していけば高成長に繋がる可能性がある。

いかがだったでしょうか。今回はJASDAQ上場のマークラインズを紹介しました。

引き続き、独自にリストアップした企業の魅力・可能性を定期的に紹介していきます。

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執筆者名:アイデア投資家

ブログ名:アイデア投資家

《HK》

提供:フィスコ

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