明光ネットワークジャパン---1Qは売上高が44.11億円、事業と収益力の強化を図る

材料
2018年1月12日 8時00分

明光ネットワークジャパン<4668>は10日、2018年8月期第1四半期(2017年9-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%減の44.11億円、営業利益が同26.2%減の4.01億円、経常利益が同28.6%減の4.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.6%減の2.29億円となった。

セグメントの業績では、直営事業は、生徒の主体的な学習を実現する「振り返り授業」や、学習プロセスを蓄積・可視化し生徒自身で成長を実感することができるeポートフォリオシステム「明光eポ」を導入した。また、従来より提供していた理科・社会のオンライン学習サービスや高校生を対象とした映像授業サービスに加え、小中学生向けの英語コンテンツを導入した。

フランチャイズ事業は、直営教室にて先行導入した「振り返り授業」や「明光eポ」及び小中学生向け英語コンテンツを、順次導入するための直営教室見学や研修等を実施した。

連結子会社である株式会社東京医進学院による予備校事業は、入試相談会の実施や合格率向上を図るためのAO入試対策講座や面談トレーニング等を実施した。

明光サッカー事業は、運営体制の見直しや指導力向上のためのミーティングを強化すると共に、スクール生や保護者との面談を実施する等、顧客満足度の向上に努めた。

早稲田アカデミー個別進学館事業は、株式会社早稲田アカデミーとの教務運営会議や合同講師研修の実施等により連携を強化し、受験指導サービスの質的向上に努めた。

キッズ事業は、WEBサイトのリニューアルや来年度の新規入会生説明会の実施、スクールと保護者で利用する会員向け新システムの本格稼動等により、顧客満足度向上を図った。

連結子会社である株式会社早稲田EDU(早稲田EDU日本語学校)及び国際人材開発株式会社(JCLI日本語学校)による日本語学校事業は、中国、ベトナム、スリランカ等、20カ国以上の国々から留学生を受け入れている。

連結子会社である株式会社古藤事務所は、主軸の入試問題ソリューション業務において、堅実かつ上質なサービス提供を継続し、業績は堅調に推移した。

2018年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.3%増の204.15億円、営業利益が同23.1%減の20.11億円、経常利益は同25.2%減の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.7%減の11.91億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.