ビックカメラは上場来高値更新、ネット通販強化が奏功し第1四半期営業利益は23%増
ビックカメラ<3048>が続急伸し実質上場来高値更新となっている。11日の取引終了後に発表した第1四半期(17年9~11月)連結決算で、売上高1885億3500万円(前年同期比5.2%増)、営業利益30億1500万円(同23.2%増)、純利益19億9700万円(同31.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
「ビックカメラ京王調布店」(東京都調布市)や「ビックカメラ船橋東武店」(千葉県船橋市)をオープンさせたほか、新形態店舗として、「ビックトイズプライムツリー赤池店」(愛知県日進市)や化粧品、医薬品、理美容家電および酒類などを中心の品揃えとした「ビックカメラセレクト原宿店」(東京都渋谷区)などをオープンさせたことが寄与。また、オムニチャネルを含むインターネット通販事業を強化したことも貢献した。
なお、18年8月期通期業績予想は、売上高8300億円(前期比5.0%増)、営業利益250億円(同14.4%増)、純利益150億円(同11.1%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)