東宝が7日続落も底堅さ、第3四半期は3.8%営業減益で着地

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2018年1月16日 11時02分

東宝<9602>が7日続落。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年3~11月)連結決算が、売上高1904億4400万円(前年同期比6.9%増)、営業利益398億8700万円(同3.8%減)、純利益282億3800万円(同0.3%増)と営業減益だったことが嫌気されている。

映画事業で上期のグループ配給の豊富なヒット作品や、「君の名は。」などのパッケージ・ソフトの売り上げ好影響を受けつつ、9~11月期でも興行収入10億円を超えるヒット作を積み上げたことで増収を達成した。ただ、利益貢献度の高い自社幹事の作品が少なかったことに加えて、不動産事業で日比谷シャンテのリニューアル工事の影響が響き、減益を余儀なくされた。

なお、通期業績予想は、売上高2353億円(前期比0.7%増)、営業利益450億円(同10.4%減)、純利益322億円(同3.2%減)の従来見通しを据え置いている。

同時に、従来12円50銭を予定していた18年2月期の期末配当を特別配当20円を増額して32円50銭にすると発表しており、これが株価を下支えしているようだ。なお、年間配当は45円(前期45円)となる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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