東京株式(大引け)=35円高、米株高受け反発も後場急速に伸び悩む

市況
2018年2月7日 15時39分

7日の東京株式市場は、前日の米国株反発を受けて日経平均株価が一時743円高と急反騰したが、後場は急速に伸び悩み小幅プラス圏で引けた。

大引けの日経平均株価は前日比35円13銭高の2万1645円37銭と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は23億3629万株、売買代金概算は4兆5260億2000万円。値上がり銘柄数は1165、対して値下がり銘柄数は821、変わらずは79銘柄だった。

きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が大きく切り返したことを受け、朝方はリスクオフの巻き戻しから日経平均が急反発でスタート。外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と円安に振れていたことも買いを後押しした。しかし、寄り後買い一巡後は上値の重い展開となり、後場に入ると先物主導の売りが重荷となり、急速に上げ幅を縮小する展開を余儀なくされた。今週末にオプションSQを控え、米株価指数先物を横にらみに思惑的なインデックス売買が、値がさ株の値動きに反映されている。大引けにかけ上げ幅を縮小したものの日経平均、TOPIXともにプラス圏は維持した。全体売買代金は4兆5000億円と前日の水準には届かなかったものの高水準。

個別では、ソニー<6758>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>も買われた。SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>が上昇、コマツ<6301>も高い。ゴールドウイン<8111>が急騰、西尾レントオール<9699>が値を飛ばし、サンケン電気<6707>も商いを伴い大幅高となった。セガサミーホールディングス<6460>、ケーヒン<7251>、北の達人コーポレーション<2930>、オプトラン<6235>なども高い。

半面、ファナック<6954>、ファーストリテイリング<9983>が軟調、キヤノン<7751>も冴えない。デサント<8114>が急落、シンフォニアテクノロジー<6507>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も大きく下げた。日東紡<3110>、宮地エンジニアリンググループ<3431>などが売られ、名村造船所<7014>、リコー<7752>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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