ナノキャリアがS安ウリ気配、「VB-111」の第3相試験結果速報をネガティブ視
ナノキャリア<4571>がストップ安である769円水準でウリ気配となっている。この日の寄り前、17年11月6日付でイスラエルのVBLセラピューティクス社から導出した遺伝子治療薬「VB-111」について、VBLが米国を中心に行っている第3相臨床試験の結果速報を発表したが、これがネガティブ視されているようだ。
発表によると、再発悪性神経膠芽腫(rGBM)患者に対するアバスチン(一般名「ベバシズマブ」)との併用について、アバスチン対照群と比較して、あらかじめ設定されたプライマリーエンドポイントである全生存期間(OS)について差が見られなかったという。なお、同件が18年3月期業績に与える影響はないとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)