大阪チタ、東邦チタニウムなどチタン関連の戻り足急、貿易摩擦懸念売りの反動

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2018年4月11日 10時40分

大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>がいずれも戻り足急となっている。米中貿易摩擦の問題で米国の制裁関税に対抗して中国側が示した報復関税の米国輸入品対象品目にチタンが多く使われる航空機が入っていたことが嫌気され、両銘柄とも前週5日に揃って急落した経緯がある。この時には空売りも下げ圧力を増幅したとみられる。しかしその後、習近平国家主席が輸入関税の引き下げに言及するなど柔軟な姿勢をみせたことから、行き過ぎに売られた反動での戻り局面入りとなった。東邦チタニウムは空売りの買い戻しによる浮揚力も働いて、既に25日移動平均線を明確に上抜き、底入れを明示する形となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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