「自動運転車」への関心根強い、トヨタとALBERTとのデータ分析分野での提携も刺激に<注目テーマ>

特集
2018年5月17日 12時20分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動運転車」が27位となっている。

16日付の日本経済新聞は「損害保険各社は任意で加入する自動車保険について、システムが運転の主体となる自動運転車の対人事故も補償の対象とする方針だ」と報じた。自動運転車の普及に向けた課題のひとつとなっていた補償面での整備が進むことで、自動運転実用化への取り組みがさらに加速するとの見方が浮上している。

米ウーバーテクノロジーズの自動運転車が3月に歩行者を死亡させる事故を起こしたことを受け、一時は走行テストを中止する動きが世界的に広がったものの、自動車メーカーをはじめとした各企業の開発は依然として活発だ。例えば、トヨタ自動車<7203>は4日に米子会社がミシガン州に自動運転車開発用の試験施設を建設すると発表したほか、15日には自動運転開発のデータ分析分野でALBERT<3906>資本・業務提携することを明らかにした。

また、日産自動車<7201>は14日に、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンでアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御する「プロパイロット」搭載車種を拡大すると発表している。

このほか、8日から10日にかけて福岡で開催された「アジア太平洋地域ITSフォーラム」では、KDDI<9433>のブースで遠隔監視・制御による無人自動走行のデモンストレーションが行われ、アイサンテクノロジー<4667>がこのデモを支援。同フォーラムには、愛知製鋼<5482>や日本信号<6741>、村田製作所<6981>、ソフトバンクグループ<9984>傘下のSBドライブなども出展した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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