「有機EL部材・部品」関連が浮上、19年のiPhone新型モデルに搭載観測で話題に<注目テーマ>

特集
2018年6月1日 12時22分

★人気テーマ・トップTOP10

1 ブロックチェーン

2 人工知能

3 情報セキュリティ

4 カジノ関連

5 仮想通貨

6 人材派遣

7 5G

8 eスポーツ

9 全固体電池

10 TOPIXコア30

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「有機EL部材・部品」関連が11位となっている。

5月29日に韓国の一部メディアが、2019年に発売されるiPhone新型モデルには全てOLED(有機ELパネル)が搭載されるとの観測を報じたことで、有機EL関連銘柄への関心が急速に高まっている。有機EL(エレクトロルミネッセンス)は、陰極、電子輸送層、有機発光層、正孔輸送層、陽極、基盤(ガラスやプラスチック)を積層した構造になっている。陰極にはアルミニウムや銀・マグネシウム合金、カルシウムなどの金属薄膜を、陽極には酸化インジウムスズ(ITO)などの透明電極を使う。部材は液晶と重なるものもある。

主な有機EL部材・部品の関連銘柄としては、有機EL用に独自開発の平滑ITO膜や各種補助電極膜を出荷している倉元製作所<5216>、蛍光・リン光の発光材料や電子輸送材料などを手掛けるケミプロ化成<4960>、合成技術や精製技術を生かした正孔輸送材やリン光型発光材などを開発している保土谷化学工業<4112>、発光材料や電子輸送材料、正孔輸送材料を手掛けている東レ<3402>、韓国のLGグループと提携し、発光材料などの有機EL材料を生産している出光興産<5019>などがある。

さらに、有機EL素子構造の最適化を効率よく行えるR&D用有機EL素子蒸着装置「Various」を手掛けている昭和真空<6384>、有機ELパネル事業を手掛ける「TDKマイクロディバイス」を買収した双葉電子工業<6986>、スマホ用小型液晶・有機ELの製造工程に必要不可欠な高精細FPD製造用イオン注入装置で世界シェア100%を占める日新電機<6641>、有機ELに不可欠な高性能水分除去シート「水分ゲッター」を製造しているダイニック<3551>にも注目したい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.