明日の株式相場見通し=4日続伸を受け一服商状に、G7サミット前に持ち高調整も

市況
2018年6月7日 17時10分

あす(8日)の東京株式市場では、日経平均株価がきょうまでの4日続伸で約650円の大幅な上昇となったことへの警戒感もあり、利益確定の売りが優勢となりそうだ。さらに、G7サミット開催を控えて様子見ムードが強まるなか、持ち高調整の動きも想定されることから、全般相場は上昇一服商状となりそうだ。

市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅上昇と、外国為替市場での1ドル=110円水準への円安・ドル高進行を素直に好感した形となった。海外投資家による株価指数先物主導の上昇という点は、ここ数日変わらないものの、日経平均への寄与度の高い銘柄のリード役として、きょうは資生堂<4911>が登場するなど、循環物色が効いていることが4日続伸の支えとなったようだ」との見方が出ていた。

7日の東京株式市場は、前日の米株高を引き継ぎ終始買い優勢の展開で、上値追い基調を強めた。日経平均は引け際に、一時前日比230円強上昇する場面もあった。日経平均株価は、前日比197円53銭高の2万2823円26銭と4日続伸した。

日程面では、1~3月期のGDP改定値、4月の国際収支、5月の景気ウォッチャー調査、メジャーSQ(特別清算指数)算出日に注目。海外では、G7サミット(9日まで)、米4月の卸売売上高、中国5月の貿易統計が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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