東京株式(前引け)=小幅反落、欧米株高と円安も米中貿易摩擦を警戒

市況
2018年7月2日 11時45分

2日前引けの日経平均株価は前週末日比33円75銭安の2万2270円76銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億5043万株、売買代金概算は8875億8000万円。値上がり銘柄数は701、対して値下がり銘柄数は1316、変わらずは77銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り先行で始まった後、下値では押し目買いが入り、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面もあった。前週末の欧米株市場は総じて堅調、外国為替市場では1ドル=111円台に入る円安方向に振れており、これが輸出株中心に全体相場にポジティブに働いている。ただ、米中貿易摩擦問題などに対する警戒感は根強く、今週末6日に予定される米中の追加関税発動を睨んで、この結果を見極めたいとの思惑が上値を重くしており、結局前引けはマイナス圏での着地となっている。値下がり銘柄数は全体の6割強を占め、全体売買代金は低調。

個別ではトヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>がしっかり、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢。村田製作所<6981>が値を上げ、太陽誘電<6976>は大幅高。日本エスコン<8892>がストップ高に買われたほか、アルテック<9972>も急伸。Gunosy<6047>も物色人気となった。半面、武田薬品工業<4502>が軟調、資生堂<4911>も値を下げた。ネクステージ<3186>、アダストリア<2685>、KLab<3656>などが大幅安。シャープ<6753>が売られ、日本M&Aセンター<2127>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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