日立が全般地合い悪のなか異質の強さ発揮、IoT普及追い風に利益大幅拡大基調
日立製作所<6501>が全般地合い悪のなかで、主力大型株としては異質の底堅さをみせている。同社が27日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高にあたる売上収益が2兆1658億9900万円(前年同期比3.7%増)と増収を確保し、営業利益は1481億4800万円(同12.4%増)と2ケタ増益、最終利益については1052億4500万円(同40.2%増)と4割強の高変化を見せた。これを評価する買いが売り物を吸収している。あらゆるものをオンライン化するIoTの普及が同社の主力部門である情報通信事業の業績拡大を後押している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)