「ドライミスト」が7位にランクイン、“猛暑の東京五輪”対策で脚光<注目テーマ>

特集
2018年8月9日 12時20分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドライミスト」が7位となっている。

“命に危険が及ぶ暑さ”に見舞われているニッポン列島。2020年の東京五輪開幕まで残り2年を切り、にわかに関心が高まっているのが猛暑対策だ。本番時に選手や観客が安心して競技に集中できる環境をどう確保するのか。有効な対策のひとつとして、周辺の気温を下げる効果のある「ドライミスト」が注目されている。

ドライミストとは、ノズルから噴霧される超微細な霧状水滴の気化熱を利用した外気冷却システム。水とわずかなエネルギーで微細なミストを大気中に散布し、効率的に周辺の気温を2~3度下げることができる。空港や駅、観光名所などあらゆる場所に設置されており、人々に憩いの場を提供している。

東京五輪に向けて需要が一段と高まることが予想されるなか、積水樹脂<4212>とパナソニック<6752>は7月17日に、屋外暑熱対策システムを共同開発することで合意したと発表。積水樹脂が強みを持つシェルター技術と、パナソニックのクールスポットを形成する技術をもとに、夏季の屋外でも快適に過ごせる空間を提供するとしている。

これ以外では、やまびこ<6250>が移動タイプの「レインボーミスト」を販売しているほか、丸山製作所<6316>の関連会社マルヤマエクセルは4月にミスト発生装置「MUM602」を発売。アネスト岩田<6381>は超微細ミストを実現する「エコノズル」を手掛け、能美防災<6744>は公共施設をはじめ数多くの納入実績を誇っており、商機拡大が期待できそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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