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「宅配ボックス」が14位にランクイン、規制緩和の方針が報じられ需要増の思惑働く<注目テーマ>

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2018年8月29日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「宅配ボックス」が14位にランクインしている。

26日付の読売新聞で「国土交通省は、不在時でも宅配便の荷物を受け取れる宅配ボックスの設置規制を緩和し、全ての建築物に置きやすくする方針を決めた」と報じられており、これが注目度上昇のきっかけとなったようだ。

宅配ボックスは宅配ロッカーともいわれ、宅配業者が配達先を訪問したが不在だった時に、荷物を預けておけるロッカー型設備のこと。インターネット通信販売の拡大に伴い宅配便の物流量が増えるなか、配達ドライバーの負担軽減が社会的にも問題視されており、再配達を減らすべく、宅配ボックスの設置が進められている。

昨年11月には、マンションなど共同住宅については設置基準が緩和されているが、国土交通省では、規制緩和の対象を全ての建築物に拡大する方針を打ち出ししている。9月中にも規制緩和がまとめられるもようで、これによりオフィスビルや病院、ショッピングセンター、駅ビルなどで宅配ボックスの設置が進むことが期待されている。

関連銘柄としては、神栄<3004>やアルファ<3434>、ダイケン<5900>、パナソニック<6752>などが挙げられるが、この日は目立った動きは少ない。ただ、規制緩和のニュースで再び関心が高まることが予想され、動向には注目が必要だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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