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「半導体製造装置」が15位、アドバンテの上方修正が投資家心理にプラス<注目テーマ>

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2018年10月31日 12時22分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」が15位にランクインしている。

この日は前日に半導体製造装置関連2社が発表した中間期決算と19年3月期予想が注目されている。アドバンテスト<6857>は19年3月期の連結業績予想について、売上高を2300億円から2650億円(前期比27.9%増)へ、営業利益を345億円から530億円(同2.2倍)へ上方修正した。大手半導体メーカーのテスト・システムへの積極的な投資により、上期業績が想定を上回ったことが要因という。また、下期も保護主義的な通商政策の拡大から世界経済の先行きに不透明感があるなか、同社の収益基盤であるテスト・システム市場については、底堅い推移が見込まれるとしている。

一方、SCREENホールディングス<7735>は19年3月期の連結業績予想について、売上高を3840億円から3740億円(前期比10.2%増)へ、営業利益を530億円から435億円(同1.8%増)へ下方修正した。グラフィックアーツ機器事業で、足もとの受注状況からPOD装置(ハイスピード・インクジェットプリンター)のOEM販売を中心に減少が予想されるという。

これらを受けて、アドバンテの上昇修正が投資家心理にプラスに働いているほか、下方修正を発表したスクリーンも半導体製造装置事業は従来予想を達成する見込みとしていること、さらに30日の米株式市場で、主な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%超上昇したことが、半導体製造装置関連に対する買い安心感につながっており、テーマとしても注目度が高まっているようだ。

なお、この日は東京エレクトロン<8035>が決算発表を予定しており、この動向にも注目が集まりそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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