【今週読まれた記事】下値確認で師走相場に期待

特集
2018年11月23日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月17日から22日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

米アップルの減産観測によって米国市場は急落、長く続いた米国の強気相場もついに終焉か、といった声も聞かれる一方、米国ではブラックフライデー、日本でも年末商戦の時期が到来。今月末にはアルゼンチンで開催されるG20に合わせ米中首脳会談が予定されており、貿易摩擦問題で一定の合意がなされることが期待されるなど好悪入り交じった材料を前に、今週の日経平均株価は前週比33円安とほぼ横ばいとなりました。ここから年末に向け、日本市場にはどのような展開が待っているのでしょうか。

「結論からいえば、11月第4週が正念場とみてよさそうだ。おそらく、下値を確認したあと12月は反転上昇すると期待している」と予想するのは、「植木靖男の相場展望】 ─ 師走相場は反転上昇へ」の植木氏。日経平均が一本調子の下げとならず、下値抵抗力があることに着目。これまで大きく売り越してきた海外筋が11月第1週に先物、現物で買い越しに転じたことに表れていると指摘しています。植木氏のいう“正念場”とは、「10月29日安値(終値ベース)の2万1149円を下回らないこと」。日経平均は21日の安値2万1243円から反転して今週を終えているため、“正念場”は乗り越えたことになり、年末上昇相場への期待が持てます。

米アップルの減産について、「市場は需要減だけを案じているのだが、アップルサイドからこれを見ると、アップルの収益悪化が避けられる。こういうことになる」と指摘するのは、「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 狙うべきは“年末需要”の恩恵銘柄!」の北浜氏。米国の景気減速懸念は杞憂であるとして、師走相場に向けて需要が見込まれる銘柄を紹介し、多くのアクセスを獲得しました。

月末に行われる米中首脳会談について、「基本的に米中貿易摩擦問題は今後も不透明感が払拭されるような状況は期待できない」と語るのは、今週の<相場観特集>で見通しを聞いたSMBC日興証券投資情報部部長の太田千尋氏。「ここから年末にかけて日経平均は2万2000円台を挟んでのもみ合いが続くとみている」とやや厳しい見解を示しています。

そのほか、米中問題から原油下落、テクニカルな株価下落要因の指摘など、市場を取り巻く問題を広範囲にわたって詳しく解説した「武者陵司 『米中通商合意近い、テクニカル株価調整の出口近し』」をはじめ、相場コラムはどれも人気となっています。

富田隆弥の【CHART CLUB】 「反転を探る可能性も」

伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月22日記)

高橋春樹氏【くすぶる米中貿易摩擦、相場の風向きは変わるか】(2) <相場観特集>

そんななか、「今のタイミングは4~9月期の決算発表通過により足かせが外れ、絶好の仕掛けどころといってよい」と指摘し、さらに「特に、ここにきて主力株に比べ中小型材料株の動きが良くなっているが、これはテーマ買いの動きが再燃する“土壌”が整備されたことを意味している」として、中小型材料株の注目銘柄を紹介した「到来『仕掛け』絶好機、決算通過で急騰秒読み“小型株最強選抜”10銘柄 <株探トップ特集>」が今週のランキングトップとなりました。同記事では、業績・テーマ性を考慮しながら、株価上昇に必要な“株式需給”にスポットを当てて銘柄を厳選。多くのアクセスを獲得する結果となりました。

また、先週ランキングトップとなった「爆速上昇リベンジ相場! 変身前夜の『小型材料株』10番勝負 <株探トップ特集>」も、2週連続ランキング上位入りする人気となっています。

投資テーマに関する記事では、以下の記事もよく読まれています。特に「『大阪万博』がついに“トップ”を獲得、23日の開催地決定を控え注目度急浮上<注目テーマ>」がランキング上位に入っており、万博へ国民の熱い視線が向けられていることがわかります。

「国土強靭化」に注目の兆し、社会インフラ補修に政策後押し<注目テーマ>

移動手段もモノからサービスへ、「MaaS」可能性と関連株 <株探トップ特集>

好業績銘柄や高利回りの割安株などを特集した記事では、決算発表で慎重見通しが相次ぐなか脚光を浴びる上方修正企業のうち、「数年ぶりに最高益更新を見込む“大復活”銘柄に注目」した「大復活に乗れ、逆風切り裂き10年超ぶり“最高益&上方修正”銘柄リスト <株探トップ特集>」が多くのアクセスを獲得しました。そのほか、7-9月期(第2四半期)の経常利益が前年同期と比べて“倍増”した企業を特集した「18年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 27社選出 <成長株特集>」など、多くの特集がランクインしています。銘柄選択の参考にぜひご活用ください。

利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 26社選出 <成長株特集>

反転上昇相場のリード役、経常ピーク益更新&低PER株厳選リスト<株探トップ特集>

5万円以下で買える、4-9月期増収増益「お宝候補」27社 【東証1部】編 <割安株特集>

5万円以下で買える、4-9月期増収増益「お宝候補」21社 【2部・新興】編 <割安株特集>

まだ間に合う、11月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 11月21日版

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「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】速報」は今週も人気となっています。引け後の情報をまとめてチェックできるおすすめ記事です。大いに時短につながるおすすめ記事ですので、ぜひご活用ください。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月19日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月20日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月21日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月16日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月19日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月20日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月21日)

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