東京株式(前引け)=大幅反落、米株急落を受けリスクオフの流れ強まる

市況
2018年12月10日 11時50分

10日前引けの日経平均株価は前週末比487円45銭安の2万1191円23銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は7億1316万株、売買代金概算は1兆915億6000万円。値上がり銘柄数は156、対して値下がり銘柄数は1927、変わらずは38銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前週末の米株急落を受けリスク回避の流れが意識され大きく売り優勢に傾いた。日経平均は朝方に500円超の下げをみせる場面もあり、一気に2万1000円大台攻防の様相となった。その後下値では買い戻しや押し目買いが入り、やや下げ渋ったものの、前場後半は買いが続かず、きょうの安値近辺で着地している。朝方の7~9月期GDPが市場予想を下回って下方修正されたことや外国為替市場で円高傾向にあることも嫌気されている。

個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅安、村田製作所<6981>、コマツ<6301>なども下値を探る展開となった。ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。ソニー<6758>、ファナック<6954>なども安い。パイオニア<6773>が急落、ジャパンディスプレイ<6740>も値を下げた。エイチーム<3662>、オプトラン<6235>なども売られた。半面、ZOZO<3092>が堅調、第一三共<4568>も底堅い。日東工業<6651>、ミライアル<4238>が値を飛ばし、田淵電機<6624>も物色人気に。サイバネットシステム<4312>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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