「カジノ関連」は14位、大阪万博にも絡み根強い人気誇る<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が14位にランキングされている。
カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が今年7月に成立した。施設数が当面、全国で3カ所までとなったことで、IR誘致に向けて既に複数の地方自治体が名乗りを上げており、これに関連した話題も途切れることがない。最有力視される大阪では、府と市が一体となって25年の万博開催と合わせてIR誘致を進めており、万博会場でもある人工島「夢洲(ゆめしま)」内の万博予定地に隣接する70ヘクタールの土地への誘致を進めている。また、長崎県と佐世保市ではハウステンボス(佐世保市)に誘致する意向のほか、和歌山県は和歌山市内の人工島「和歌山マリーナシティ」への誘致を進めている。更に、北海道は11月に苫小牧市を優先候補地にする考えを表明するなどしている。
政府による区域認定は21年前後であることからまだ時間はあるものの、今後、こうしたIR誘致に向けた自治体の動きが活発化するにつれ、カジノに関連した話題も増えてくるとみられ、カジノ関連は更なる注目の余地がある。また、大阪・夢洲が最有力地とされることから、「大阪万博」の話題とともに注目される可能性も高い。なお、この日はコナミホールディングス<9766>や丹青社<9743>、テックファームホールディングス<3625>、イチケン<1847>、ピクセルカンパニーズ<2743>、ユニバーサルエンターテインメント<6425>などが堅調な動きとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)