コンドーテック---3Q純利益21.9%増、全セグメントが増収増益と好調に推移

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2019年2月8日 18時33分

コンドーテック<7438>は7日、2019年3月期第3四半期(18年4月-12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.9%増の436.29億円、営業利益は同19.8%増の31.47億円、経常利益は同20.3%増の32.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同21.9%増の21.92億円となった。

産業資材については、国内建設市場の旺盛な需要を背景に、建築・土木関連商材であるコンテナバッグ、現場用品、ブルーシート・土のう袋などが底堅く推移し、売上高は前年同期比8.4%増の245.51億円となった。利益面については、競合他社との受注競争が厳しい状況の中、大口物件が増加したことに伴う売上総利益率の低下や、運賃や人件費を中心とする販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収し、セグメント利益は同8.5%増の16.25億円となった。

鉄構資材については、インバウンド向けの宿泊施設、物流倉庫や工場などの中低層物件の旺盛な需要を受け、鉄骨部材、ブレース、アンカーボルト、鋲螺などが好調に推移し、売上高は同15.9%増の127.37億円となった。利益面は、製造原価や仕入価格上昇分の販売価格への転嫁が進み、売上総利益率が改善し、運賃や人件費を中心とする販売費及び一般管理費の増加を増収により吸収し、セグメント利益は同31.1%増の13.57億円となった。

電設資材については、 売買価格の低下に伴い太陽光発電設備関連の需要が減少したが、全国的な猛暑の影響によるエアコン販売が好調に推移し、戸建住宅・マンション関連受注も増加し、売上高は同4.6%増の63.40億円となった。利益面は、受注競争が厳しい状況の中、利幅を意識した営業活動の展開と仕入コストの削減努力により売上総利益率が改善し、人件費の増加があったものの前期に創業50周年記念キャンペーン関連費用が発生した反動減等により販売費及び一般管理費が微減となり、セグメント利益は同75.9%増の1.65億円となった。

2019年3月期通期業績予想について、売上高が前期比4.7%増の553.16億円、営業利益が同5.5%増の37.33億円、経常利益が同4.9%増の38.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の26.26億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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