【今週読まれた記事】上値重く、決算発表に明暗

特集
2019年2月9日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月2日から8日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週はNYダウが昨年12月上旬以来の水準を回復し、日本市場もそれに追随することが期待されましたが、上値の重さが目立つ展開に。日経平均株価は前週比455円安の2万0333円という結果となりました。決算発表集中期間のなか、企業業績への警戒ムードも高まりつつあります。投資部門別売買動向を見ると、1月第4週に11週ぶりに買い越した海外勢が第5週は再び売りに転じています。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は、今週の<相場観特集>で「確かに海外市場と比較してPERなど株価指標面の割安感は強いが、今回の企業の四半期決算発表では下方修正も多く、ファンダメンタルズを拠りどころにした中長期の腰の入った買いは入れにくくなっている」と指摘。毎朝寄り付き前に配信している人気連載「伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」の伊藤氏は、8日の記事で「目先の価格がいったん1月10日の安値2万0101円前後まで下げる公算」と分析しています。

今週大人気となった相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 日本株が出遅れているのは明白な事実だが…!」では、1987年のブラックマンデーと現在を比較して、NYダウが15.4倍になったことに対し、日経平均は上がっていないこと(ブラックマンデー時の安値2万1910円)が指摘されています。杉村氏は「日本は産業構造の転換が遅れた。これが日米の株価の差に反映されている」とした上で「しかし、日本はようやくイノベーション(技術革新)に目覚めた」と論じ、先端技術で日本がリードを取ることが期待できると結論付けています。

そのほか、急騰急落の激しい創薬関連銘柄を手掛ける際には「ストーリーに熱くなるのではなく、クールに投資する」と提言した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 狙うは上値余地残す“回復途上”銘柄!」など、相場コラムはどの記事もよく読まれています。お見逃しなく。

富田隆弥の【CHART CLUB】 「2月、個別株勝負」

武者陵司 「FOMC決定の歴史的意義」

窪田朋一郎氏【米経済好調でリスクオン、日経平均の上値は】(1) <相場観特集>

高橋春樹氏【米経済好調でリスクオン、日経平均の上値は】(2) <相場観特集>

決算発表の集中期間を迎えており、アクセスランキング上位は好業績企業を特集した記事でほぼ一色となりました。そのなかトップに輝いたのは、“業績上方修正”を発表する可能性の高い企業をピックアップした「来週の上方修正【大予想】 33社選出 <成長株特集>」となりました。「株探プレミアム」で提供している業績予想の“修正履歴”の活用事例としても注目の記事となっています。

また、株探では1月25日から2月14日までの決算発表の集中期間中、増収増益を達成した企業をリスト化した「逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集>」を毎日配信。また、「★本日の【サプライズ決算】」は、通常17時に配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本配信しています。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信しています。銘柄選択の参考にぜひご活用ください。

業績予想の“修正履歴”のほかにも、広告非表示、お気に入り銘柄登録無制限、20期の業績表示など、多くの魅力がある株探プレミアム会員専用サービスは30日間の無料体験ができます。この機会にぜひお試しください。

逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月1日版

逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月4日版

逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月5日版

逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月6日版

逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月7日版

★本日の【サプライズ決算】続報 (02月01日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (02月04日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (02月05日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (02月06日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (02月07日)

決算発表から「10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄」をまとめた「利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第1弾〕 24社選出 <成長株特集>」や、2月に配当取りが狙える高配当利回り銘柄を特集した「2月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」も多くのアクセスを獲得しました。そのほか、以下の記事も人気となっています。

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月6日版

10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」31社【東証1部】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」13社【2部・新興】編 <割安株特集>

個別株物色意欲は旺盛、業績増額修正&低PERの元気印銘柄をロックオン!<株探トップ特集>

引け後の材料をまとめてチェックできる「【明日の好悪材料】を開示情報でチェック!」も全記事がランクインしています。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月1日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月4日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月5日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月6日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月7日発表分)

投資テーマ関連では、安倍政権が掲げた「国土強靱化」テーマに乗り、“国策に売りなし”で盛り上がる建設セクターを特集した「安倍政権の本気、『国土強靱化』総事業費7兆円で燃え上がる株<株探トップ特集>」がランキング上位に食い込む人気となりました。

また、先週に引き続き「5G関連“55兆円”巨大投資がもたらす株価『大変貌』の序曲、特選銘柄リストアップ <株探トップ特集>」が、昨年6月の記事ながら掘り起こされランキング入りしています。“5G”関連の記事は投資テーマのなかでもひときわ強く、投資家の期待度が高いことが伺えます。

そのほか、以下の記事もよく読まれています。投資の参考にぜひご覧ください。

「5G」がランキング第1位、ファーウェイ製品排除で新たな思惑<注目テーマ>

AI・ヘルス分野で鍵を握る「イスラエル」との連携、飛躍の可能性秘める銘柄は <株探トップ特集>

「マイス」でナイス! 翻訳、会場など国際会議関連株に意外高の芽<株探トップ特集>

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決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
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