日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は3日続伸、ソフトバンクGが1銘柄で約27円押し上げ
20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり50銘柄、変わらず13銘柄となった。
日経平均は3日続伸。149.60円高の21452.25円（出来高概算5億9000万株）で前場の取引を終えている。連休明け19日の米株式市場でNYダウは8ドル高と小幅に続伸。米中通商協議の行方を見極めたいなどとのムードが強かったものの、ウォルマートの決算が好感されて小売株を中心に買いが入った。本日の日経平均も43円高と小高くスタートしたが、前場中ごろに差し掛かると先物主導で上げ幅を拡大し、21494.85円（192.20円高）まで上昇する場面があった。為替が一時1ドル＝110.90円台まで円安に振れたほか、トランプ米大統領が米中通商協議の期限延長を示唆したと伝わり、アジア市場では香港株などが堅調だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の6割強となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり、1銘柄で約27円分の押し上げ要因となったほか、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、ヤマハ<7951>、ユニファミマ<8028>、中外薬<4519>、ホンダ<7267>などがそれに続いた。ホンダは、欧州生産撤退を受けて国内証券による投資評価引き上げの動きが観測されている。一方で、値下がり寄与トップはトレンド<4704>、同2位は東京エレクトロン<8035>になったほか、TDK<6762>、コナミHD<9766>、太陽誘電<6976>、富士通<6702>が並んだ。富士通は、前日に早期退職募集結果を公表したが、市場想定線であったこともあり当面の材料出尽くし感につながる格好になった。
*11:30現在
日経平均株価 21452.25(+149.60)
値上がり銘柄数 162(寄与度+171.95)
値下がり銘柄数 50(寄与度-22.35)
変わらず銘柄数 13
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 10280 245 +27.22
<6367> ダイキン 12320 240 +8.89
<9983> ファーストリテ 50510 210 +7.78
<7951> ヤマハ 5480 180 +6.67
<8028> ユニファミマ 12920 170 +6.30
<4519> 中外薬 7290 170 +6.30
<6098> リクルートHD 3013 51 +5.67
<6954> ファナック 19490 140 +5.18
<4452> 花王 8375 138 +5.11
<4523> エーザイ 8907 135 +5.00
<4021> 日産化学 5750 100 +3.70
<7267> ホンダ 3062 48 +3.56
<6758> ソニー 5236 87 +3.22
<4568> 第一三共 3907 87 +3.22
<4506> 大日住薬 2783 85 +3.15
<9735> セコム 9502 83 +3.07
<4578> 大塚HD 4534 70 +2.59
<4503> アステラス薬 1702.5 13.5 +2.50
<1925> 大和ハウス 3395 61 +2.26
<7203> トヨタ 6756 59 +2.18
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4704> トレンド 5250 -80 -2.96
<8035> 東エレク 15755 -65 -2.41
<6762> TDK 8770 -60 -2.22
<9766> コナミHD 4465 -40 -1.48
<6976> 太陽誘電 2359 -39 -1.44
<4901> 富士フイルム 5010 -33 -1.22
<6770> アルプスアル 2312 -32 -1.19
<6702> 富士通 7470 -301 -1.11
<3382> 7&iHD 4994 -20 -0.74
<1963> 日揮 1706 -20 -0.74
<7735> スクリン 4680 -95 -0.70
<7270> SUBARU 2846 -19 -0.70
<5002> 昭和シェル 1783 -15 -0.56
<4324> 電通 4905 -15 -0.56
<9613> NTTデータ 1218 -3 -0.56
<3407> 旭化成 1215.5 -10.5 -0.39
<3861> 王子HD 658 -9 -0.33
<9433> KDDI 2717 -1.5 -0.33
<8267> イオン 2387.5 -8.5 -0.31
<8252> 丸井G 2026 -7 -0.26
《CN》
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