東京株式(前引け)=反落、主力株中心に利益確定売りが優勢

市況
2019年2月28日 11時48分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比74円85銭安の2万1481円66銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億5913万株、売買代金概算は9966億2000万円。値上がり銘柄数は923、対して値下がり銘柄数は1090、変わらずは117銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、米中貿易協議に対する楽観的な見方がやや後退するなか前日の軟調なNYダウに追随して主力株中心に利益確定の売り圧力が強まった。寄り前発表の1月の鉱工業生産や前場取引時間中に発表された中国2月の製造業PMIなども低調で全般は買い気が盛り上がらなかった。ただ、下押した場面は押し目買いが入り、2万1500円を下回った水準では下値抵抗力を発揮している。なお、前場の売買代金は1兆円に届かなかった。

個別では任天堂<7974>が売られ、大東建託<1878>は大幅安。ZOZO<3092>は東証1部の売買代金トップとなるなか、株価は急反落となった。村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>なども冴えない。コマツ<6301>も軟調。半面、武田薬品工業<4502>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も買い優勢だった。三菱重工業<7011>も堅調。ネクソン<3659>が大きく上値を伸ばし、サイボウズ<4776>は値上がり率トップに買われた。リソー教育<4714>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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