★本日の【イチオシ決算】アバール、Ｕｂｉｃｏｍ、ネオジャパン (3月12日)

注目

2019年3月12日 19時23分

１）本日（3月12日）引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

【アバール <6918> [ＪＱ]】　★今期経常を12％上方修正、配当も8円増額

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の13.9億円→15.6億円に12.2％上方修正。増益率が4.0％増→16.8％増に拡大する見通しとなった。受託製品部門で産業用制御機器、自社製品部門で画像処理モジュールや計測通信機器の販売がそれぞれ伸びることが寄与。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の56円→64円(前期は58円)に増額修正した。予想PERが11.0倍→9.5倍に低下し、割安感が強まった。

● サプライズな決算発表・業績修正

ＯＳＧコーポ <6757> 　　★今期経常は36％増益、5円増配へ

◆19年1月期の連結経常損益は4億2500万円の黒字(前の期は2億6300万円の赤字)に浮上したが、従来予想の5億3000万円を下回って着地。続く20年1月期の同利益は前期比36.5％増の5億8000万円に拡大する見通しとなった。前期下振れは中国事業の売上高が計画を大幅に下回ったことが主因。今期は引き続き大規模販売促進企画を展開し、家庭用整水器の販売が伸びるうえ、東京五輪の競技施設など向けに冷水機の導入が進み、2ケタ増収を見込む。

併せて、創立50周年記念配当を実施する形で、今期の年間配当は前期比5円増の35円に増配する方針とした。

Ｕｂｉｃｏｍ <3937> 　　★今期は初配当5円を実施へ

◆従来無配としていた19年3月期の期末一括配当は5円(前期は無配)実施する方針とした。受注拡大や堅調な業績の進捗、高収益モデルの基盤確立を踏まえ、初配当を実施する。今期最終利益は前期比54.7％増の3.2億円に伸び、2期連続最高益を見込む。

ネオジャパン <3921> 　　★今期経常は5％増で5期連続最高益、0.5円増配へ

◆19年1月期の経常利益(非連結)は前の期比21.3％増の5億4700万円で着地。続く20年1月期も前期比5.3％増の5億7600万円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も主力のグループウエア「desknet's NEO」クラウド版のユーザー数が増加し、課金収入が伸びる。また、パッケージソフト販売では大企業向けのライセンスやカスタマイズの売上増加を見込む。

業績好調に伴い、前期の年間配当を5円→6円に増額し、今期も前期比0.5円増の6.5円に増配する方針とした。

西部電機 <6144> 　　★今期配当を10円増額修正

◆19年3月期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。好調な業績や財務状況を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比28.0％増の19.3億円に伸びを見込む。26日の配当権利日を前に、配当取り狙いの買いなどが期待される。

２）3月13日の決算発表銘柄（予定）　★は注目決算

■引け後発表

◆本決算：

<1758> 太洋基礎 [ＪＱ]

<2163> アルトナー

<3565> アセンテック [東Ｍ]

<6696> トランザス [東Ｍ]

<7614> オーエムツー [ＪＱ]

<9692> シーイーシー　　　　★