コラボスが一時S高、飲食店の予約受付で収集したデータを売上向上に活用する実証実験を開始
コラボス<3908>が急伸し、一時ストップ高の899円に買われている。午前11時ごろ、WEBマーケティング事業やコールセンター事業を展開するイデア・レコード(東京都新宿区)と共同で、飲食チェーンの予約受付業務で収集された各種データを「コラボスDMP(仮称)」で統合的に分析し、売り上げや品質向上に活用する実証実験を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
同実証実験は、ワタミ<7522>が展開する飲食チェーンの予約受付業務において、コールセンターでの予約受付と店舗予約用Webサイトで収集される予約情報(オンラインデータ)や店頭での直接予約(オフライン予約)のほか、オンラインのWEB行動データなど、複数のチャネルのデータから蓄積・分析した結果を、WEB広告配信に活用し、効果を検証するというもの。実験により、これまで詳細に分析できなかった「ネット予約」と「電話予約」の顧客特性の比較や、「コース予約」と「席のみ」、「店舗エリア」「利用コース」ごとの詳細比較が可能となり、マーケティング施策の見直しや販促状況の強化などへの活用を検証するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)