米金利見通しに不透明感残る

経済
2019年3月19日 14時27分

19-20日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、政策金利(FFレートの誘導目標水準)が2.25%-2.50%に据え置かれることが確実視されている。18日の米国債券市場では長期債などの利回り水準はやや上昇しが、全般的に様子見姿勢が強まっており、まとまった規模の取引は確認されなかったようだ。

米債券市場では利上げ休止は織り込み済みだが、一部の市場参加者は「今回のFOMC会合で利上げ休止に関する全ての議論が終了するわけではないが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で多くの情報を得ることができるかもしれない」と期待しており、FOMCの金利・経済予測よりもパウエルFRB議長の会見を注目している。市場関係者の大半は、「パウエルFRB議長は利上げに慎重な姿勢を改めて表明する」と予想しているが、米国経済の先行きについて悲観的な見方が提示されなかった場合、ドル買いが強まる可能性がある。

《MK》

提供:フィスコ

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