東邦チタニウムが5日続伸、スポンジチタンがフル生産で見直し局面に
東邦チタニウム<5727>が5日続伸と上値指向を強め4ケタ大台を目前に捉えている。ここ銅やニッケルなど非鉄市況は目先上昇一服感があるものの、総じて高値圏で推移しており、世界的な金融緩和の流れが強まるなかで強調展開が続きそうだ。そのなか、スポンジチタンの精錬大手である同社にも追い風が意識され、株価1000円未満はチャート的にも出遅れ感が強く、リターンリバーサル狙いの買いを引き寄せている。同社が手掛けるスポンジチタンは主力工場の若松工場がフル生産に近い状態にあるなど増産体制が加速。つれて単価も上昇基調にあり、数量増加と採算性向上が同時に寄与する局面に入っている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)