【今週読まれた記事】波乱展開……過剰悲観との見方も?
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月23日から3月29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週は週明けから波乱となりました。米長短金利の逆転現象から世界景気減速懸念が再び台頭し、日経平均株価は一時700円安をつける急落。その当日夜に配信した<相場観特集>で見通しを伺ったSMBC日興証券投資情報部部長の太田千尋氏は、「これまでの戻り相場のイメージから軌道が逸脱したことは否めず、当面は短期的なリバウンドはあるものの上値は限定的」と分析。ただ、“調整入り”と一言でまとめることもできないのが今週の相場です。翌26日は打って変わって日経平均は買い優勢、期末要因も絡んで急反発、その後も上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開となっています。週明けから新年度となりますが、ここからどのような展開が待っているのでしょうか。
投資部門別売買動向を見ると、外国人投資家は「現物売り」「先物買い」の差し引きで買い越しを継続しています。しかし、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『盛り上がりに欠ける日本株』」の富田氏は23日配信の記事で「売買代金を踏まえても力強さに欠けることは否めず、この先『先物』が売りに転じたらどうなるのか、また米国株が調整に転じたらどうなるのか不安は拭えない」と、外国人の「先物買い」が力不足であると指摘しています。
一方、25日の下落は「長期上昇相場の踊り場、絶好の買い場になる可能性大、と考えています。理由は世界経済がリセッションに陥ることはなく、むしろ今後米国・中国経済ともに浮揚力を強めていく可能性が極めて高いと考える」と強気姿勢を崩さないのは、「武者陵司 『総悲観からの大転換が近づいている』」の武者氏。「人々の過剰悲観は強く、それはかえって強気要因」と、直近の急落はむしろ買い場であると論じています。
そのほか、定番人気の「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 近づく改元、新元号関連に注目!」、「【植木靖男の相場展望】 ─ 押しくらまんじゅう続くか」は今週も多くのアクセスを獲得しています。相場観特集は日経平均急落の当日に配信したこともあり、3記事とも上位ランキング入りとなりました。
太田千尋氏【日経平均700円安! この暴落は売りか買いか】(1) <相場観特集>
清水洋介氏【日経平均700円安! この暴落は売りか買いか】(2) <相場観特集>
檜和田浩昭氏【日経平均700円安! この暴落は売りか買いか】(3) <相場観特集>
今週のランキングトップとなったのは、「時代の寵児、株価変貌ステージ第1章突入へ『新AI関連5銘柄』<株探トップ特集>」。人工知能(AI)は「ビッグデータの普及やIoT社会の発展のなかで、重要なカギを握る技術分野」として高い注目を浴びています。既にAI関連株として認知されている常連銘柄だけでなく、「投資家が求めているのは、AI分野に特化してこれから業績を変貌させる可能性を持つ中小型成長株だ」と、“新たな主役候補”5銘柄を厳選して紹介。2位以下に大きな差をつける大人気となりました。
投資テーマ関連の記事では、「中国人旅行者によるインバウンド需要は日本経済に着実に根付きつつあり、関連株には再評価余地が膨らんでいる」と、中国インバウンド需要の再評価余地を探った「中国インバウンド需要の真実 日本がショッピングの聖地に変わるとき <株探トップ特集>」も多くの方に読まれました。また、「画期的がん治療法『光免疫療法』に見えた光明と動き出す関連株 <株探トップ特集>」は2週連続ランクインとなりました。
そのほか、以下の記事もランキング入りしています。銘柄選択の参考にぜひご覧下さい。
“フレッシュな爆発力”発揮へ 「東証1部指定」で新年度開花の中小型株精選 <株探トップ特集>
「全固体電池」関連がランキング7位、実用化接近で再脚光<注目テーマ>
「カジノ関連」が11位にランクイン、閣議決定受け再び関心高まる<注目テーマ>
生活防衛ならお任せ! 景気後退で再び輝く「100円ショップ」関連 <株探トップ特集>
成長産業化に向け国策の号砲 「スポーツテック関連」が奔る! <株探トップ特集>
企業業績や利回りを特集した記事では、12月期決算企業の19年12月期にスポットライトを当てた「絶好調の19年12月期【最高益】銘柄リスト」が先週の“第1弾”、24日の“第2弾”ともに多くのアクセスを獲得しました。また、「高成長【始動】候補リスト〔第1弾〕 25社選出 <成長株特集>」が、集計期間がわずか1日の木曜日配信にもかかわらず上位ランクイン。31日配信予定の“第2弾”ともども、来週のランキングでも上位に入ることが確実です。そのほか、<割安株特集>も変わらぬ人気を誇っています。
絶好調の19年12月期【最高益】銘柄リスト〔第1弾〕41社選出 <成長株特集>
絶好調の19年12月期【最高益】銘柄リスト〔第2弾〕35社選出 <成長株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月27日版
5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」33社 【東証1部】編 <割安株特集>
5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」27社 【2部・新興】編 <割安株特集>
「株探プレミアム」専用記事は、智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」 第13回、「景気減速で強まる減配リスクを見破る方法」を配信。今回は、企業の“配当積極性”をスコア化することで銘柄を選定するという手法を紹介し、多くの方に読まれました。プレミアム非会員の方でも1ページ目が読めるようになっていますので、ぜひご覧ください。
また、株探プレミアムは30日間の無料体験ができます。お気に入り銘柄機能や業績予想の修正履歴など、投資に役立つ機能が満載となっていますので、この機会にお申し込みを検討されてはいかがでしょうか。
「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】速報」は今週も人気となっています。引け後の情報をまとめてチェックできるおすすめ記事です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月22日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月25日発表分)
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