ヘリオスの戻り足急、活用広がるiPS細胞分野の関連有力株として存在感増す

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2019年4月18日 11時14分

ヘリオス<4593>の戻り足が急。今月5日を境に一貫した上げ足で異彩を放ち、今週16日こそ上昇一服となったものの、すかさず押し目は拾われ切り返す展開。同社は理化学研究所から特許ライセンスを受けiPS細胞関連分野での技術を活用した医薬品開発に注力するバイオベンチャーだが、最近は国内外証券会社の強気の投資判断が相次いでいる。iPS細胞は再生医療だけでなく、創薬への活用にも期待が高まっているが、最近では京都大学などの研究チームがALS(筋萎縮性側索硬化症)の根治を目指す治験を開始することが伝わるなど、関連銘柄にも思惑が広がりやすい状況にある。

そうしたなか、同社は再生医療分野に傾注する大日本住友製薬<4506>と連携して、iPS細胞由来のRPE細胞(iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞)による加齢黄斑変性症治療の治験準備を進めていることで注目度が高い。また、脳梗塞急性期の脳炎症を対象とした体性幹細胞医薬品「HLCM051」の治験を実施中で2020年の治験終了を目指しており、こちらもマーケットの関心を集めている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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