「自動運転車」が16位にランクイン、国交省が安全システムの基準作りで開発加速に期待<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動運転車」が16位にランクインしている。
6日付の日本経済新聞朝刊で「国土交通省は自動運転車に搭載する安全システムの基準を作る」と報じられたことをきっかけに、自動運転車への関心が改めて高まっている。記事によると、条件付きで自動運転が可能な「レベル3」と「レベル4」の実用化に向け、安全基準を明確にするのが狙いで、乗っている人の目の動きや体の状態を監視する装置の搭載を義務付ける方針としている。
既にメーカーサイドでは、安全に関するシステムの開発を進めているが、国が基準を作ることでどのような装置を開発すべきかの道筋ができ、装置の開発が加速することが期待されている。政府では、20年をメドに、高速道路など特定の場所や条件の範囲内でシステムに運転を完全に任せる「レベル3」の実用化を目指しており、これに対応するシステムの開発を後押しする方針のようだ。
報道を受けて7日以降、関連銘柄への関心も高まったが、この日は全般相場の軟調もあって冴えないものが多い。特にアイサンテクノロジー<4667>は7日に19年3月期業績の計画下振れを発表したこともあって下落。アートスパークホールディングス<3663>、ドーン<2303>なども安い。半面、ディー・エヌ・エー<2432>やヴィッツ<4440>などは堅調な動きとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)