10万円以下で買える、財務健全&低PBR「お宝候補」25社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2019年5月10日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では688社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下と小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、財務体質の健全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と過年度からの利益の蓄積で構成される。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が150億円以上、(3)株主資本比率が70%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは10日現在)

なお、12日(日)16時00分に「10万円以下で買える、財務健全&低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本   実績

コード 銘柄        金額   比率   PBR

<6319> シンニッタン   35400   78.5   0.57

<5809> タツタ      45200   82.8   0.65

<8018> 三共興      49300   72.6   0.62

<9358> 宇徳       52300   72.0   0.71

<5985> サンコール    56400   70.8   0.50

<8118> キング      64400   85.7   0.56

<8841> テーオーシー   66300   78.0   0.72

<6345> アイチコーポ   69200   77.2   0.82

<1976> 明星工      69600   72.7   0.75

<2009> 鳥越粉      72300   77.8   0.54

<4963> 星光PMC    74400   74.8   0.94

<6140> 旭ダイヤ     74800   78.8   0.72

<3580> 小松マテーレ   82200   75.0   1.00

<9543> 静ガス      84000   73.8   0.80

<9717> ジャステック   86400   84.7   0.92

<5976> ネツレン     88500   72.5   0.61

<8151> 東陽テク     90000   83.6   0.73

<6247> 日阪製      90000   83.0   0.53

<7862> トッパンフォ   90300   75.4   0.59

<1945> 東京エネシス   93800   71.7   0.52

<6967> 新光電工     97100   77.0   0.94

<5909> コロナ      97800   73.3   0.39

<6804> ホシデン     99300   70.5   0.62

<7925> 前沢化成     99300   83.7   0.41

<9319> 中央倉      99800   81.8   0.49

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.