「MaaS」が12位と好ランクをキープ、米ウーバー上場でも関心集める<注目テーマ>

特集
2019年5月15日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「MaaS」が12位と好ランクをキープしている。

MaaS(マース)とは「mobility as a service」(モビリティ・アズ・ア・サービス)のこと。ITを活用し、出発地から目的地までの移動ニーズに対して最適な移動手段をシームレス化することで、移動を単なる手段としてではなく、利用者にとっての一元的なサービスとして捉える概念のことをいう。事業としては欧米で先行していたが、経済産業省と国土交通省も今春、日本版MaaSの早期実現に向けて「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」を新設するなど、日本でも取り組みが加速している。従来はMaaSでの事業展開に関心を持つ企業があっても、共同で取り組む自治体を見つけるのに苦労するケースが多かったが、企業や自治体の協業を増やすためのマッチングを手掛ける予定で、今後、官民連携でMaaSへの取り組みが加速することが期待されている。

また、現地時間今月10日にライドシェアサービス最大手の米ウーバーテクノロジーズがニューヨーク証券取引所に上場したこともMaaSへの関心を高めるきっかけとなっている。ウーバーは自家用車を使った配車サービスだけではなく、MaaSの展開を本格化する方針で、トヨタ自動車<7203>もソフトバンクグループ<9984>などとウーバー本体とは別に自動運転部門への出資を発表している。今後、更にMaaSに関する話題は増えそうだ。

この日は、関連銘柄に目立った動きはないものの、パーク24<4666>や小田急電鉄<9007>、JR東日本<9020>、ソフトバンクグループなどが堅調に推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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