外為サマリー:110円10銭前後で推移、1~3月期GDPの内容に脆弱さも

通貨
2019年5月20日 15時36分

20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円14銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=122円84銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。

ドル円は午前10時過ぎに一時110円31銭まで上昇した後、午後に入り110円10銭台にやや軟化した。朝方発表された1~3月期の国内総生産(GDP)速報値が、前期比年率換算で2.1%増とプラス成長になったことから、ドル買い・円売りが強まったが、上値では売りに押された。GDPに関して消費や設備投資は弱く「内容は決して良くない」(アナリスト)ともみられている。今後発表される5月経済報告で景気判断に変化があるかが次の焦点で、消費増税の実施に向けた思惑はまだ払拭されないとの見方が出ている。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1152ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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