伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月4日記）
日経平均株価は、本日の価格が上昇して昨日の高値2万0438円を超える動きになる場合、本日が5月24日～28日と同程度の反発場面（375円幅）となって、2万0680円まで上昇する動きを経過する可能性が出てきます。
その場合、本日は午前中に2万0680円へ到達してから下げるか、引け近くで2万0680円まで上昇する展開のどちらかが考えられます。
どちらの場合でも、本日の高値が戻り高値となって、明日以降、下降を開始すると考えられます。
本日の価格が下げる場合、そのまま下げの流れを継続して、2万円割れを試す動きになる可能性が出てきます。
今後は、7月上旬頃までの期間で1万9500円程度の値位置まで下げると考えられます。
本日の価格が上昇しても、弱気の見方を変更する動きになりません。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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