伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月18日記)
日経平均株価は、6月12日の高値2万1259円を超える可能性があるとするなら、本日の価格が上昇して、本日中に一気に2万1259円へ接近するか、2万1259円を突破する展開が有力です。
本日が昨日の高値2万1185円を前に上値を抑えられて、昨日の安値以下へ下げる展開になる場合、弱気有利な状態と見ることができます。
目先は下げてから上げて2万1259円を超える展開にならないと考えられます。
本日は、寄り付き値の値位置が2万1094円以下なら、弱気の展開になる可能性が大きくなります。寄り付き値の値位置が2万1124円以上なら、上値を試す可能性を残します。
寄り付き値が下放れる場合、本日は、大幅な下げ場面になる可能性もあるので、注目したい場面です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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