東京株式(前引け)=大幅反発、米中協議再開などを好感しほぼ全面高

市況
2019年7月1日 11時47分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比383円01銭高の2万1658円93銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億5783万株、売買代金概算は1兆99億5000万円。値上がり銘柄数は1968、対して値下がり銘柄数は139、変わらずは41銘柄だった。

きょう前場の東京市場はリスクオンの流れが一気に強まり、日経平均は一時ほぼ400円高に買われる場面があった。6月29日に行われた米中首脳会談で両国が貿易協議の再開で動意したほか、中国への追加関税が見送られたことなどが好感され幅広い銘柄に買いが向かった。外国為替市場で1ドル=108円台前半まで円安が進んだことも輸出セクター中心にポジティブ材料。取引時間中は遅れてスタートした中国・上海株が高く推移していることも投資家心理を強気に傾けている。東証1部全体の9割を超える銘柄が上昇している。

個別では村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>など電子部品株が売買代金を高水準に膨らませて上昇。東京エレクトロン<8035>など半導体関連やトヨタ自動車<7203>など自動車株も買われた。北陸電気工業<6989>が値を飛ばし、CKD<6407>、システム情報<3677>なども物色人気。ルネサスエレクトロニクス<6723>も高い。半面、楽天<4755>が売りに押され、JSR<4185>も安い。日本アジア投資<8518>、関東電化工業<4047>、フリービット<3843>なども軟調。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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